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ハイエンドレコード演奏会「音楽時間」 の巻

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専務企画

ハイエンドレコード演奏会「音楽時間」@SOUNDTEC

 

レコードブーム再熱真っ只中。

NY等でレコードがまた人気を吹き返してよく売れているとのNEWSは耳にされていらっしゃる方も多いかと。

言わずと知れたTECHNICSの銘機 SL1200シリーズも惜しくも販売終了となっておりましたが、この度歓喜の復活を遂げ業界でも大きな話題となっております。

TECHNICS SL1200GAE

TECHNICS SL1200GAE

SL-1200GAE

細部まで拘り尽くされた仕様で、希望小売価格 330,000円(税抜)という高価な価格でのリリースとなったにも関わらず、予約30分で予約終了となりました。

当店もどうにか確保して、展示ができそうかという状況です。

そしてSONYからはなんと、レコード音源をPCにハイレゾ録音できる製品もリリースされ、こちらも話題を呼んでおります。

SONY PS-HX500

SONY PS-HX500

 SONY  PS-HX500 (サウンドテックに展示中)

 

そんなレコードブーム再熱と騒がれる中、そうは言ってもなかなかレコードの音をじっくりと聴く機会はあまりないのも現状としてあるかと。

CLUBイベントなどで、昔と変わらずレコード再生に拘る通なプレーヤーの元、爆音で体験できるシーンはあるものの、その場にわざわざ出向くのも不慣れな方には少し敷居が高くもあるかもしれない。

そうした中、オーディオショップの役目の1つとてして、「上質な機器で奏でるアナログサウンドを体験していただく機会を作ることも重要」と私(専務)はかねてから思いがありました。

オーディオシステムで聴く音を体験されたことがあまりない方々にも親しみを持っていただくため、そしてオーディオ機器はソフトがあってからこそ楽しみが広がっていくことも融合した形で皆様にその場を提供することがこの度のイベント趣旨でした。

 

ソフトに強いDJの方を「レコード演奏家」としてお招きして、DJプレーのように一曲ずつをMIXしてエンドレスに再生していくのではなく、一枚一枚のレコードを解説していただき、その曲が生まれた経緯、アーティストの思いなどをレクチャーしていただきながら一曲ずつ選曲していただくスタイルで開催いたしました。

 

そして、音楽だけでなく、飲食、カルチャーなどの要素も取り入れて複合的に楽しんでいただくことにしたことで、より5感が喜ぶイベントになったかと思います。

レコードに縁のある方や、これからコラボレートして企画を行っていく関係者の方をお招きして、新感覚のレコード演奏会をレセプションとして開催いたしました。

 

~当日のレポート~

 

まずは機器のセッティングから。

この度は機器の主役はLUXMAN PD-171A 

匠の綿密な調整が行われます。

LUXMAN PD-171A

LUXMAN PD-171A

これによって、安定した再生が可能となります。

カートリッジはortfon MCQ10をまずは使用。

のちに、比較試聴として、このカートリッジを交換して音の変化も楽しんで頂く予定です。

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調整やパーツひとつで、ガラッと音が変わるのもアナログの楽しいところかと思います。

機器のセットアップも済み最終調整です。

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準備完了です。

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食事は地元で人気の居酒屋「海風屋」様にご協力いただき、ケータリングサービスでおもてなし。

ピザもリアルタイムで焼いてもらい、イベントを盛り上げてくれました。

ウニや、ローストビーフの差し入れもいただき、皆様とてもご満悦でした。

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お酒やソフトドリンクはセルフサービスで飲みたい物をチョイスしてもらう形。

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いつも当店で行っているオーディオ試聴会の流れも取り入れてご挨拶や機器のプレゼンも行います。

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レコード演奏家

島根からお招きした「DJ FUKUBA」さんと、

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元レコード屋店主「massie」さん。

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お二人の奥深い歴史の詰まった音楽のレビューに、皆様食い入るように鑑賞を楽しまれております。

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選曲も幅広く、その場に合わせて様々な音源を再生してもらいます。

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曲が変わるごとに、音がよく聞こえるスポットに移動されて、じっくりと楽しまれております。

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FUKUBAさんの選曲もより一層熱が入ってきております。

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そして、中盤から当店ならではの講座も入ってきます。

「社長のアナログ講座」

レコードとはそもそもどうやってできているのか。

何故音が出るのか。

そういった基礎的なところから、少しマニアックな話まで、要点をまとめてプレゼンしてくれました。

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これがなかなかご好評で、「あまり聞くことができない話ができた上、社長の話がとても楽しかった!」と、嬉しいお言葉を多数頂きました。

 

そしてレコードカートリッジの聴き比べ試聴も開催。

ortfon MCQ10から、アキュフェーズのac-5に変更。

「カートリッジで音が変わる」ということを実体験でご体験いただきました。

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これにより、また一段と音がグレードアップしました。

解像度が上がり、音が更に鮮明に聴くことが可能になりました。

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FUKUBA さんも音が変わったことで、また選曲に工夫を凝らしておられます。

社長のコレクションのカートリッジの一部も展示して、興味のある方にとって往年のオーディオブームに触れて頂ける機会にもなったかと思います。

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そして、途中からスピーカーも交代して、B&W 803D3からJBL EVERESTへ。(セッティング中)

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普段あまりこのようなシーンを見て頂くこともないかと思いますが、それぞれの機器の特徴や仕様の違いをご紹介してまた音の違いを楽しんでいただきます。

音楽に精通されてこられた大先輩方と、オーディオの師匠が目の前で濃い話を繰り広げて私にとっても貴重な時間となりました。

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最後は親子対決ということで、アナログVSデジタルの決戦を行ってみました。

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同じ音源をレコードと、デジタルデータで聴いてみます。

こうした、音の聴き方や機器の違いによって、全く同じ曲なのに、全然音が違うことが楽しめるのもオーディオの醍醐味の1つと言っても良いのではないでしょうか。

良い悪いというより、このスタイル、この音が自分は好きだという発見があるかと思います。

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久々の親子対決。

非常に楽しかったです。

この企画はまた是非やりたいですね。

 

この度は音だけでなく、コラボ企画で骨董屋「ちかし」さんも厳選された品々を展示。

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オーナーの春近さんも、元レコード屋さんの店主。

音の文化と共に骨董品にも可能性を見出しておられ、こちらも注目のブースでした。

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私も、ついついお財布の紐が緩み、江戸時代の湯のみをGET。

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そして、コモさんの移動式本屋さんもセレクトされた本を展示。

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こちらもたくさんの人が寄り添って自分の興味に合う本を物色されていました。

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 本も買っちゃいました。笑

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音楽に触れる時間。

オーディオとソフトの融合。

そして、音楽から広がる世界。

色々な要素が凝縮された贅沢な時間でした。

 

この度はレセプションとして開催いたしましたが、これから様々なテイストでお客様のライフスタイルにアクセントを加え、より楽しんでいただけるようサービス展開をしていきたいと思っております。

これからの展開にご期待くださいませ。

 

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