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【9月26日配信メルマガ限定】おすすめ展示品・KEF R7Meta試聴レポート

こんにちは。スタッフ友淵です。

今回のおすすめ展示品は
KEF トールボーイスピーカー / R7 Metaです。
こちらをUSED品のB&W 702S2を比較試聴ありでご紹介いたします。



まずは商品の紹介です。

KEF / R7 Meta

R7 Metaは、KEF「Rシリーズ」のミドルサイズの
フロアスタンディングモデルです。


KEFといえば独自のUni-Qドライバー。
ツィーターをミッドレンジの中央に配置する設計で
音が一点から自然に広がるように聴こえます。
第12世代Uni-Qドライバーということで、MAT(Metamaterial Absorption Technology)を搭載しており
高域の歪みを抑えてくれるため、ピュアで自然なサウンドを実現。

複雑な迷路のような形をした構造で、
ドライバー後方からの不要なノイズを排除します。

低域には165mmの2基のアルミニウム製バスドライバーを
採用しております。

スピーカー端子はバイワイヤ対応で、真ん中のつまみを回すことで
内部でHFとLFを切り離すことができます。


※先日スタッフ宮﨑がメルマガ限定ブログで紹介した
Acoustic Reviveのバイワイヤアダプター BWA-4 を使用することで
さらに音のクオリティアップができます….笑



といったところで次は比較する
USED品のB&W 702S2の簡単なご紹介を。


B&W 702 S2は、2017年に発売された700シリーズの
フロア型の上位モデルとなります。

高域にカーボンドーム・トゥイーター、
中域にコンティニュアム・コーンを採用し、
エネルギッシュで厚みのあるサウンドが特徴です。
現在は後継の702 S3が発売されているため型落ちとなりますが、
中古品としては今でも十分に魅力を持つモデルです。


試聴機器の紹介

今回の比較試聴では、アンプにAccuphaseの
新モデル・プリメインアンプ E-3000を使用しました。
こちらは、先日Youtubeでもご紹介したばかりの注目モデルです。

プレーヤーにはmarantz SACD30nを使用し
高音質音楽配信サービスのQobuzを
Qobuz connectで再生しました。


試聴曲の紹介

Marcus Miller「Silver Rain (feat. Eric Clapton)」

KEF / R7 Meta

B&W / 702S2



Eva Cassidy「Fields of Gold」

KEF / R7 Meta

B&W / 702S2



Mahler :交響曲第5番 第1楽章 エリアフ・インバル指揮フランクフルト放送交響楽団

※こちらの楽曲は購入のみでしたので、
購入せずに聴くことができる2009年に再発売された「MAX VALUEシリーズ」となります。

クラシックの試聴曲としてこちらを選んだのには、理由が。
なんと、10月15日(日)に防府市公会堂に
インバル指揮による同曲の公演があるからです!!

「防府にインバル氏が来るなんて!」
「しかもマーラーの交響曲第5番なんて!」とスタッフ末冨と
盛り上がったのですが、残念ながらその日は当店の
SAEC × Harbeth イベント があり、聴きに行くことはできず…。

少し悔しい気持ちもありつつ、「じゃあ、オーディオで先にマーラーを楽しもう」
ということで試聴曲として選んでみました。

KEF / R7 Meta

B&W / 702S2


みなさまいかがだったでしょうか?


R7 Metaは、聴き始めた瞬間から「自然で聴きやすいな」と感じさせてくれるスピーカーでした。
音がスピーカーにとどまらず、ふわっと前に出て部屋全体に広がっていくので、音楽が空間に溶け込むような感覚があります。

Eva Cassidyの《Fields of Gold》では、声がすっと空間に広がって、透明感や余韻がとても自然に感じられました。
アコースティックギターの響きも柔らかく消えていき、まるで目の前で弾き語りをしているかのような心地よさ。

Marcus Millerの「Silver Rain」を流すと、ベースは余分に膨らまず引き締まっていて、リズムが気持ちよく流れていきます。厚みはありつつも整っているので、グルーヴを落ち着いて楽しめる鳴り方でした。

そして、マーラーの交響曲第5番では、冒頭のトランペットがすっと前に張り出し、空気を震わせるような緊張感が伝わってきます。
続いて入ってくる弦や管がきれいに整理されて広がり、演奏全体を俯瞰して聴ける印象でした。

派手さはないものの、クラシックの広がりも、ジャズやポップスのリズムも、そしてボーカルの透明感も、きれいに描き出してくれて、心地よく聴ける飽きのこないスピーカーだと感じました。


702 S2は、エネルギッシュで前に出てくるスピーカーだと感じました。音楽の熱気をそのまま押し出してくるようで、部屋全体が一気にライブ会場のようになります。

Marcus Millerの「Silver Rain」では、ベースの一音一音がぐっと前に飛び出してきて、空気を揺らすような力強さがありました。低域の厚みが前に出ることで、グルーヴ感がより体に迫ってくるように感じられます。

Eva Cassidyの《Fields of Gold》を聴くと、歌声が一歩前に出て近くで語りかけてくるよう。声の厚みや存在感が強調されるので、まるで目の前で歌ってくれているかのような臨場感があります。ギターの音色も生々しく、演奏の温度感がそのまま伝わってきました。

マーラーの交響曲第5番では、横方向にぐっと広がってオーケストラの熱気に包まれる感覚。金管が鮮やかに響き渡り、ステージの前列で聴いているかのような体験でした。

全体として、落ち着いて音楽を味わうというよりは、迫力や熱気をダイレクトに楽しみたい方に合うスピーカーだと思います。高域のクリアさもあり、シンバルのきらめきや弦の細かい表情まで生き生きと描いてくれるので、音楽の勢いに身を委ねたいときにぴったりだと感じました。



今回の音源は、通信環境に配慮して、
容量の大きいWAVから容量の小さいMP3へ変更して載せております。
そのため細かなニュアンスまでは伝わりにくい部分もあるかもしれませんが、
雰囲気の違いを感じていただけると思います。

もちろん、本当に魅力が伝わるのは実際に聴いたとき。
ぜひお店に足を運んでいただき、R7 Metaと702 S2の違いを体感してみてください。


展示処分・中古品のご案内

展示品 KEF R7 Meta(ウォールナット)
希望小売価格 657,800円 → 展示処分ファイナルセール 437,800円(税込/ペア)

中古品 B&W 702 S2(ローズナット)
希望小売価格 660,000円 → 462,000円(税込/ペア)

どちらも1セット限りのご案内です。
気になった方は、ぜひ店頭で実際に聴き比べてみてください。

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