TA-DA5500ESの位相特性コントロール機能の威力は??
先日展示したばかりの、SONYのAVアンプ TA-DA5500ES。
機能なんかの説明は簡単にまとめた記事があるので、コチラ>>を参照ください。
せっかく展示したので、早速新しくなった音場補正機能を試してみた。
なんといっても世界初ですからね。
気になってしょうがない。。
まずは、同梱されている付属品から、音場補正マイクとリモコンを取り出した。
前モデル5400ESに入っていたかどうか記憶が定かではないけど、
このたびの5500ESは色々新機能が盛り込まれているからかGUIメニューリストが付属されていた。
これがあればいちいち取説を開かなくても、さっさと自分がいじりたいメニューまで
辿り着ける。
細かい配慮ですな。
それでは補正機能を試すことにしましょう!
今回の大注目ポイントは世界初の搭載となる「自動位相マッチング技術“オートマティック・フェーズ・マッチング(APM)」。
自宅にサラウンド環境を構築する場合において、すべてのスピーカーを同一のものでそろえることが理想なのは理解しやすいことだけど、なかなかそんな贅沢な環境を作ることは困難。
そこをこの機能はフルにカバーしてくれる。
当店ブラビアコーナーに、種類の違うスピーカーで超簡単に即席シアターを構築してみました。
まず、測定する前に設定しておかないといけないのが、スピーカーのインピーダンス。(8Ωか4Ωのどちらかに設定する)
つないでいるすべてのスピーカーが8Ωの場合は8Ω、他のインピーダンスのスピーカーが混じっている場合は4Ωにしておく必要があります。
当店では6Ωのスピーカーも混ざっているので、4Ωにします。
そして、このアンプは7.1CHまで構築できるのですが、当店は5.1CHでしか構築してないので、サラウンドバックチャンネルの余っているチャンネルをフロントスピーカーへ配分してやる「バイアンプ」接続にしてあげました。
(これにはバイアンプ対応のスピーカーが必要です。)
設定もしてあげる必要なのでご注意を。
サラウンドバックの余っているチャンネルを違う部屋に配信してあげるZONE機能も新しく搭載されているので、こちらも活用しだいではすごく便利です!
補正モードは、周波数特性を平らにしてくれる「FULL FLAT」と、ソニー基準のリスニングルームの周波数特性にしてくれる「Engineer」、そして今回新たに搭載されたフロントスピーカーの特性に他のスピーカーを合わせてくれる「Front Reference」が用意されている。
当店は「Front Reference」を利用して、フロントチャンネルに使用しているB&WのCM1の特性に他のスピーカーを合わせてみました!
測定、補正は相変わらずの高速処理で完了!
早速いろんなソフトで、補正具合を試してみましたが補正前の音とはまったく別物。
好みもあるでしょうが、僕は「Front Reference」の補正を使用した状態が一番しっくりきました。(すべての補正をリモコンひとつで変更して比較試聴できるので、ぜひ試してみてください。)
迫力もナチュラルさも、ピカ一だと思います。
空間表現力の高さに脱帽です。
今回のアンプも、そうとう力入ってますね!
アンプ選びで迷われている方!
お薦めですよ!
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TA-DA5500ES