Eilex ハイエンドオーディオ・システム 試聴会レポート。
この度は、9月20日(土)、21日(日)、Eilexがインターナショナル・オーディオ・ショウで展示したハイエンド・システムをそのまんまをサウンド・テックに持ち込んだ、オーディオ・マニア垂涎のオーディオ・イベントのご報告です!
by スタッフ 末冨

Eilex株式会社は、ハイエンド・オーディオ機器の輸出入並びに音響・映像技術の提供する会社で、この度初めて待望のサウンドテックでのイベントとなりました!

Eilex株式会社よりお越しになられた朝日氏と松橋氏両氏の分かりやすく、熱量を感じる解説に客席も引き込まれる2時間となりました。

イタリアのハイエンドオーディオメーカーAUDIAのパワーアンプ Strumento n8と、
プリアンプ Strument n1 evoにAUDIAのスピーカー・ブランド AlareのRemiga 2を中心に、リトアニアのハイエンドブランドReedのターンテーブル、トーンアーム、リトアニアの完全ハンドメイドのフォノカートリッジ・ブランドAIDAS、
今、世界中のオーディオファイルのみならず、オーディオ機器メーカーからも多くの支持を得ているアメリカの画期的なオーディオ・アクセサリー類を製造販売するSynergistic Research、2008年にフェリックス・アバロス氏によって南スペインで設立された高級ケーブル・メーカーFono Acusticaと言った錚々たるブランドが終結!!



総額1憶2千万円と言う当店でも過去最高額のシステムでの試聴会と言う事で、お客様も興味深々、熱気ムンムンのイベントになりました。


シアタールームに聳え立つような存在感を示すRemiga 2とAudiaのアンプ類、Reedの超弩級のアナログプレーヤー等々で鳴らされるジャンルも様々な音楽の再生音は、一言でナチュラル!
低音再生云々、高域再生云々、解像度が云々がすでに最高レベルにあるところに、Synergistic Researchの数々のアクセサリー類の効果が効いた再生音は、どこかに強烈な印象を残す音ではなく、それを当然として飛び越えた音が再生されていると感じました。
そもそもHI-FI再生の理想は「原音再生」とよく言われます。原音を知っている人は、そのレコードやCDが製造される前のスタジオやコンサートホールでの録音に立ち会って、2chマスターを制作した人しか知りえません。
このシステムで聴いた音は、限りなくその「原音」に近づいた音と言えるのではないかと感じました。
解説に結構な時間を費やしておられたのが、Synergistic Researchの数々のアクセサリー類でした。
今回は、再生する音源は、アナログレコードの他はCDではなく、Qobuzを再生すると言うものでした。
オーディオ専用ルーターNetwork Router UEF、二つの異なるシューマン波を発生させて自然な音場を作り出す電源コンディショナーPower Cell 14等々を介して再生されるQobuzの音(高音質音源に限定した選曲です。)には、正直、「もう音楽を聴くのは、CDは不要になったか?」と思ってしまう自分がいました。

そして、次は私が大いに期待していたリトアニアの超弩級オーディオブランド Reedのターンテーブルと、常に音溝と針先の接点を通る音溝の半径に対して垂直(90°)となる様にアームの支点部分を独自のリニアモーターで超高精度調整する究極のアームで聴くアナログレコードの再生音には、驚かされました!
アナログ再生の〆は、石川さゆりの「天城越え」の45回転盤!
アナログならではの、芯のある音の存在感と喉の奥まで見えそうな(表現が酷い?)リアルな歌声。
音の背景にはアナログ特有のノイズ感があるものなのですが、ノイズ感と言うよりも、空気感を感じました。収録されたスタジオの空間が目の前に広がった感じです。
Black Boxと言う、従来の吸音材を使った多くのベーストラップとは違い、Synergistic Research社独自の30年以上の技術の蓄積から開発された共鳴と位相差を利用した画期的な低音調整機材と、

Vibratron SX(ビブラトロン)と呼ばれる Synergistic Researchの32年間の共鳴・共振によるオーディオチューニングのノウハウを結集したルームチューニング機材のユニークな形状にも驚かされ、その効果にも皆驚かされました。
Black BoxもVibratronも、比較試聴の時は、二つ共完全にシアタールームの外に出しての試聴になりましたが、その効果の程には皆様驚かれていました。

もっと手頃なHFT(High Frequency Transducer)ルーム・スピーカーチューニング用アクセサリーも紹介されていましたが、こちらはすでに当店でもお馴染みの商品だと思います。
皆さん、「ピップエレキバン」と呼んでおられますが・・・。

今回の試聴会は、私(スタッフ末冨)にとっても、基準になる体験が出来ました。
今後も数々のオーディオ・イベントを通して、お客様は勿論のこと、我々スッタフ一同もオーディオに対する知識と経験を積んで行き、お客様のご要望にお応え出来るよう努力いたします。
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