１１月２６日のSOUNDTEC 「音人時間　HiFi Listening Cafe」では、こんなのかける予定です。

CD

・Joe Pass:Portraits Of Duke Ellington～ギターの名手ジョー・パスが、レイ・ブラウン（ｂ）とボビー・ダーハム(ds)とのトリオでデューク・エリントン・ナンバーを演奏した１９７５年録音のアルバム。小粋で通好みな小品。

・Keith Jarrett,Gary Peacock,Jack DeJohnette:Changeless～キース、ピーコック、ディジョネットのトリオの１９８７年の全米ツアーから厳選した演奏を収録したライヴ・アルバム。全編インプロヴィゼイション！　スタンダーズの時とは違う緊張感と美しさに溢れる逸品。

・Sammy Davis jr.&Count Basie:Our Shining Hour～稀代のエンターテイナーのサミー・デイヴィスjrとカウント・ベイシーが共演した豪華なアルバム。アレンジはクインシー・ジョーンズ！　アルバムの最後はサミー・デイヴィスjrのタップで〆る。１９６４年録音。羨ましい時代です。

・John Coltrane:Impressions～１９６１年のヴィレッジ・ヴァンガードのライヴと６２，３年のスタジオ録音の小品２曲から構成しているドルフィーも参加しているコルトレーンの代表作の１枚。バラード「アフター・ザ・レイン」は後の重要なレパートリーになった。

・Don Ellis:Essence～後に変拍子を取り入れたアレンジでビッグ・バンドをスウィングさせた革新的なトランペッターでバンドリーダーのドン・エリスが１９６２年に、ポール・ブレイ(p)、ゲイリー・ピーコック(b)らとエリントン・ナンバーやオリジナルを演奏したコンボ作品。彼の小編成のアルバムは少ないので貴重。

・Michel Sardaby Trio:Night Cap～マルチニーク島出身のピアニスト、ミッシェル・サルダビーがMJQのパーシー・ヒース(b)とコニー・ケイ(ds)と演奏した１９７０年パリ録音のアルバム。発売当時日本のジャズ喫茶で大人気になったアルバム。

・Louis Armstrong&Duke Ellington:The Great Summit～ジャズ界の二大巨匠ルイ・アームストロングとデューク・エリントン二人の初のスタジオでの邂逅。ルイ・アームストロング＆ヒズ・オールスターズにデュークが加わった形で、全曲エリントン・ナンバーを演奏している。１９６１年NYCでの録音。

LP

・井野信義：Mountain～１９８１年録音の井野信義のファースト・リーダー・アルバム。渡辺香津美プロデュース。ベース、ギター、サックス、ヴァイオリン、シンセサイザーが織りなすアンビエントなジャズにフリージャズの要素も混ざった井野信義初期の傑作。

・Muggsy Spanier:The Great 16～ディキシー・トランペッター、マグシー・スパニアの１９３９年の録音。モダン・ジャズ以前のトラディショナル・ジャズのアルバムでは外すことの出来ない名作のひとつ。たまにはこういうのも聴いてみましょう！

・沖至：Opera Night～フリージャズ・トランペッターの沖至が、スティーヴ・レイシー・グループのベースとドラムスにジャズ・ピアニスト、アラン・ジャンマリーを加えて演奏した沖至のバラード集！

１９８４年録音、１９８６年発売なのでLPがいったん絶滅しかけた時期の貴重なLPでもあります。見つけたら買いましょう！　右の少女は娘さんのMIKAさん。

・向井滋春 Morning Flight：Live 97～向井滋春のレギュラー・グループMorning Flightの１９８１年の全国３０カ所のコンサート・ツアーの折り、六本木PIT INNでライヴ収録されたホットでグルーヴ感溢れる演奏が聴ける２枚組。

・Dollar Brand:”Memories”～南アフリカが生んだ世界的ジャズ・ピアニスト、ダラー・ブランド/アブドゥラ・イブラヒムの１９７３年ドイツでの録音。ピアノ・ソロでスタンダード・ナンバーやオリジナルを演奏している。当時のダラー・ブランドは、アメリカやヨーロッパのピアニストとは異なる独特なテイストが大人気を呼んだ。

・Django Renhardt:In Memoriam～ベルギーが生んだジプシーのジャズ・ギタリスト、ジャンゴ・ラインハルトが１９３５年から３９年にかけて録音した、フランス・ホット・クラブ五重奏団やコールマン・ホーキンスらアメリカのミュージシャン達との演奏が並んでいる。音質にもバラつきはあるもののジャズ史に残るアルバムのひとつ。

・Kuumba Toudie Heath:Kawaida～ドラマー、トゥディー・ヒースの１９６９年録音のスピリチュアル・ジャズの名作。ドン・チェリー(tp)、ハービー・ハンコック(p)、ジミー・ヒース(ts)らゲストが強力！　浮遊感あふれるものから激しいものまで多彩な演奏が楽しめる。

以上あくまで予定ですので、変更があるかもしれません。

いくら探しても出て来ない・・・・という可能性があるもので・・・・。

基本的にはお客様の持ち込みはお断りしておりますが、「お持ち込みDAY」を設ける企画も考えております。

毎月１回通常のジャズ喫茶とは異なるジャンルの特集や、オーディオ・イベントを絡めた企画も考えておりますので、発信する情報を気にかけておいていただけると幸いです。

これからも名盤・珍盤・普通盤？取り揃えてお聴かせいたしますので、「きょうは、どんなのが聴けるかな？」と、気軽にお越し下さい。

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