オーディオイベント

10月22日の「音人時間 HIFI LISTENING CAFE」は。

10月22日 SOUNDTEC 「音人時間 HiFi Listening Cafe」は?

10月22日のSOUNDTEC 「音人時間 HiFi Listening Cafe」では、こんなのかける予定です。

おっと、その前にきのうの「音人時間」の報告を。

喫茶営業が始まる前のヒトコマ。すでにお客さんが一人来られていましたが・・・。

いつもスピーカーの横に鎮座している中村製作所のオーディオ用クリーン電源アイソレーショントランス NSIT-2000 Plusを接続してみようとなりました。

いざ接続してCDをかけてみると・・・? 一瞬にして大幅に音質がアップしたことが分かるほどの音の変化に一同ビックリ! と、言っても3人ですが・・・。

すっきりとノイズ感が無くなり音の背景がクリアーに! なにより演奏の力感が違う! なんとそのとき私がプロデュースした1999年に防府のアスピラートで行ったライヴを収録したCDでした。

NSIT-2000 Plusを接続する前の音は、正直「このCDはこんな貧弱な音だったけ?」とがっかりしていたのでした。が、NSIT-2000 Plusを接続後のCDの音が俄然力感溢れる演奏に様変わりして驚くやら嬉しくなるやら・・・「これ欲しいなあ。」になるやら。

ところで、社長もお客さんもここで鳴ってるフリー・ジャズを聴いてるではありませんか?!(笑)

さて、来週のレコード、CDは。

CD

・Herbie Hancock:Flood~ハービー・ハンコックの1975年の来日公演から東京でのコンサートを収録。エレクトリック楽器を使ったファンク路線なれど、1曲目がハービーのピアノ・ソロだったり、2曲目が処女航海だったりとジャズファンも聴き応え満載。ベースのポール・ジャクソンは、その後日本に住居を移して子供達にジャズを聴かせる活動もしていた。

・Pat Metheny:Bright Size Life~パット・メセニーの1975年録音のデビュー・アルバム。ジャコ・パストリアス(el-b)とボブ・モーゼス(ds)とのトリオで、オリジナルの他、後年共演することになるオーネット・コールマンの曲もすでに演奏している。当時のパット・メセニーもジャコ・パストリアスもジャズ・ロック/フュージョン(当時はクロスオーヴァーと呼んでいた)は好みではなく、フリー・ジャズに強い興味を持っていたそうです。

・Art Pepper:Gettin’ Together!~1960年コンテ・カンドリ(tp)と当時のマイルス・グループのリズムセクションと収録した、名作「ミーツ・ザ・リズム・セクション」の続編的アルバム。

・増尾好秋:MASUO Live~1980年、当時ソニー・ロリンズのバンドに所属していた増尾好秋が自己のグループを率いて帰国して行ったコンサートから東京公演を収録。ベースのTM・スティーヴンスも活躍するハードなフュージョンサウンドが聴ける。

・Bobo Stenson Trio:Very Early~スウェーデンのピアノ・トリオの1986年録音の人気作。ECMでの諸作でも有名なピアニスト、ボボ・ステンソン率いるトリオがスタンダードナンバーを演奏したDRAGONからリリースされた傑作。

・Art Farmer:Art~アート・ファーマーがトミー・フラナガン・トリオをバックに1960年に吹き込んだワン・フォーン・アルバムの傑作! 端正な音でスタンダードを美しく歌い上げる。

・Jack DeJohnette New Directions / In Europe~マイルスやキース・ジャレットとの演奏でもよく知られている現在ジャズ界の最高峰のドラマー、ジャック・ディジョネットが、レスター・ボウイ(tp)、ジョン・アバークロンビー(g)、エディ・ゴメス(b)と結成したグループ「ニュー・ディレクションズ」の1979年スイスの美しい小さな町ヴィリザウでのライヴ録音。アバークロンビーの浮遊感溢れる音が印象的なアルバム。ボウイのフリーな演奏を期待されると困ります。

LP

・スウィングからビ・バップを跨ぐ時期に活躍したテナーサックス奏者の1955年の死後にリリースされたメモリアル・アルバムの第1集。よく歌うサックスは早い天逝が惜しまれます。ラスベガス郊外の砂漠で死体が発見されたのでした。

・Tommy Flanagan Trio:A Day In Tokyo~1975年エラ・フィッツジェラルドのバックで来日したおりにトミー・フラナガンのトリオだけでスタジオで収録。日本では、アルバム「オーヴァーシーズ」が大変人気がある日本ならではの企画だった。エリントン・ナンバーも演奏している。

・Ira Sarivan~マルチ奏者アイラ・サリヴァン1976年の録音。ここでは、ソプラノ・サックス、テナー・サックス、フルート、トランペットを演奏し、多重録音のソロも含まれている。1曲ジャコ・パストリアスが参加していることでも有名なアルバム。

・Four Freshmen and 5 trombones ~4人の男声コーラスグループ、フォー・フレッシュメンが5人のトロンボーン奏者と4人のリズムセクションと収録した、1955年収録の傑作! 五人のトロンボーンの軽妙洒脱且つ甘い響きにコーラスが絡む他では聴けないヴォーカル・アルバム。続編で5サックスもある。

・Dizzy Gillespie&Chalie Parker:DIZ’N’BIRD in Concert~ビ・バップの立役者ガレスピーとパーカーの双頭バンドの、1947年カーネギーホールでのライヴ録音とガレスピー・バンドの1953年のパリ公演をカップリングしたジャズ史に残る重要作。

・Jam Sessions At Commodore~エディ・コンドン(g)率いるオールスター・バンドによる1938年と40年のCommodoreにおけるライヴ録音。ビ・バップ誕生間近の時期のディキシー・バンドの演奏する歴史に残る名演が聴けます。

・Claude Thornhill Orchestra :The Real Birth of The Cool~クロード・ソーンヒル楽団の1941年~47年の録音を日本独自編集。全編ギル・エヴァンスのアレンジでクール・ジャズの誕生が垣間見える名作。

以上あくまで予定ですので、変更があるかもしれません。

いくら探しても出て来ない・・・・という可能性があるもので・・・・。

基本的にはお客様の持ち込みはお断りしておりますが、「お持ち込みDAY」を設ける企画も考えております。

毎月1回通常のジャズ喫茶とは異なるジャンルの特集や、オーディオ・イベントを絡めた企画も考えておりますので、発信する情報を気にかけておいていただけると幸いです。

これからも名盤・珍盤・普通盤?取り揃えてお聴かせいたしますので、「きょうは、どんなのが聴けるかな?」と、気軽にお越し下さい。

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