ENIGMAcoustics/エニグマ・アコースティックスは、オーディオファイルの感性にかなう高品位なスピーカー・システムの設計・製造を目指して、2010年アメリカ・カリフォルニア州アーヴァインに設立されました。

 

スーパートゥーターSopnaninoは、静電型ながら外部電源を必要としないという全く新しいコンセプトに基づいて誕生しました。

さまざまなスピーカー・システムとの組合わせにおいてメインスピーカーの音色を変えずに超高域倍音成分を補完することにより、そのシステムを更に魅力的で感動的な音の世界へと昇華させます。

 

 

世界初のセルフ・バイアス式静電型スーパー・ツイーター　Sopraninoは、接続も従来のスピーカーのターミナルとケーブルでつなぐだけという、シンプルなものです。

 

電子飽和状態の特殊な超軽量フィルムをダイアフラムとして 採用することでそれ自身が電界を作ることができる、特許技術の SBESL（Self-Biased ElectroStatic Loudspeaker） テクノロジーを投入。

この技術により、入力信号に対する遅延 は極小で卓越した位相特性を実現します。

そのサウンドは、 いかなる歪み・色づけ・干渉もない真に自然なものです。

 

Sopranino の平面型のダイアフラムはその全体が一斉にし かも均一に反応するため、点音源であるドーム・ツイーター や線音源であるリボン・ツイーターと異なって限られた放射アングルにおいて平面的な音波放射を行います。

それによって一般的なコーン・ドライバーに見られる分割振動や共振を伴いません。

ごく自然にスムースに超高域まで伸びる Sopranino の特性は、音楽の奥行や厚みの表現に重要な 可聴帯域を超えた倍音成分を繊細に再現します。

さらには従来的ツイーターのパフォーマンスを改善するのみ ならず低域の再現性をも改善することが可能です。実は低 域には多くの高域倍音成分が含まれており、これを適切に 再生すれば低域全体のレスポンスは劇的に改善できます。

 

 

アルミダイキャスト製のエンクロージャーに0.5mm厚のガラスが組み合わさった外観は、宝石店にでも飾られても似合いそうな美しさで、高級感を漂わせています。

 

 

さて、JBL Everest DD66000に設置して試聴開始！

 

ここからは、スタッフ末冨がご報告させていただきます。

 

試聴に使ったCDは、日本ジャズの金字塔的アルバム「富樫雅彦：スピリチュアル・ネイチャー」

打楽器３人を含んだラージアンサンブルで、日本の田園風景の一日の移り変わりを音で表したジャズを超えたクリエイティヴな音楽となっている名盤です。

 

 

打楽器のみが四方から鳴り響く導入部を聴いただけで、「こんな音入ってたっけ？！」と、私の隣で一緒に聴いていたお客様Fさんものけぞるくらい！

実は、このCDはFさんの持ち込みでした。「これはちょうどいい時に、ちょうどいいCDを持って来られました！」となり、二人で試聴となったのでした。

 

スーパーツィーターは、超高域を再生するユニットですが、単に超高域を鳴らすだけではなくて、低音域に含まれている倍音成分も同時に鳴らすことになるため、実際の再生では中低域がより豊かに聞こえて来るものです。

渡辺貞夫の演奏するサックスの音や、池田芳夫の演奏するベースの音がよりリアルに力感を持って現れました！

 

Sopraninoを外してCDを聴くと・・。

演奏のステージが少し狭くなり、空間の感触が少し減少した感じになりました。演奏の力感も少し減少しました。

 

「このスーパートゥーターを一度使ったら、これはもう元に戻れないなあ～。」と、二人してため息・・・。

 

 

JBL４３４４等のスタジオモニターと相性がいいクロスオーヴァーの設定がなされていたりと、Sopraninoによってより新しい輝きを増すようです。

 

Fさん、「末冨さんにもってこいじゃないですか。買いなさい！」と、店のスタッフがお客様に商品を勧められてしまいました？？　本気で悩む私。

 

その後は、色々なCDをかけまくってお客様と仕事を忘れて音楽を楽しんでしまいました。

音楽に没入出来ます！

 

Sopraninoは、現在の特殊な形状のスピーカーにも使えるように、専用のスタンドも用意されています。

 

 

販売価格

Sopranino ￥682,000（税込）

 

スタンド　￥154,000（税込）

 

 

少人数の試聴となり可能な限り貸し切り試聴とさせていただきますので、

ご予約の上、お好みのソフトをお持ちになってお越しくださいませ。

 

ご予約、お問い合わせはこちらまで。