【一般公開しました】LAN端子がない部屋でも出来る。ネットワークオーディオ高音質化の紹介
こんにちは。サウンドテックの友淵です。

ネットワークオーディオが盛り上がりを見せていますが
ネットワークオーディオを導入しようとしたとき、
意外と多くの方がぶつかるのが「設置場所とネット環境」の問題です。
オーディオ機器を置きたい場所にLANが来ていない。
Wi-Fiは届いているけれど、有線接続はできない。
そこで今回ご紹介したいのが、
TOP WINGより2025年11月18日に発売された
OPT AP Client(48,400円 税込)
です。

この機器は、Wi-Fiを受信し、
それをLAN信号に変換する
“オーディオ用の無線子機”です。
つまり、ネットが来ていない部屋でも、
有線接続に近い安定した環境を作ることができます。
「Wi-Fiでそのまま繋げばいいのでは?」
と思われるかもしれません。
もちろん、それでも音楽は再生できます。
ただ、実際に音をしっかり聴いていくと、
結構音が違っているのが驚きです。
通常、Wi-Fi接続の場合、
ネットワークプレーヤー自身が
・通信のやり取り
・電波状況の確認
・データの補正
といった処理を行っています。
この処理は常に動いており、
機器に負担がかかるだけでなく、
電気的なノイズの影響も受けやすくなります。
その結果、
・音の輪郭が少しぼやける
・奥行きが浅くなる
・細かい音が埋もれる
といった変化につながることがあります。

OPT AP Clientを使用すると、
この役割が分担されます。
・無線通信はOPT AP Clientが担当
・プレーヤーは安定したLAN信号のみを受信
さらにこの機器は、
・通信の安定化
・ノイズの低減
・信号の整形
といった処理を行ったうえで出力します。
この「整えてから渡す」という動きによって、
・音の輪郭がはっきりする
・ボーカルが前に出てくる
・空間が自然に広がる
といった変化が感じられるようになります。
詳しい説明はTOP WING様のHPに書いておりますので
ご興味のある方は下記のURLよりご覧くださいませ。
OPT AP Client
今回の試聴環境
今回の構成はシンプルです。
・OPT AP Client
・Volumio Primo Plus
・KEF Coda W
この状態で、
OPT AP Clientとプレーヤーの間の
LANケーブルを変更しながら試聴しました。

LANケーブル比較

使用したケーブルは以下の4種類です。
①一般的なLANケーブル
②DELA C100
③TOP WING Ultra Slim Link
④Acoustic Revive R-AL1-AS
試聴楽曲

Peter Gabriel「i/o」

Stella Donnelly「Year of Trouble」

ジョン・ウィリアムズ「帝国のマーチ」
(指揮:グスターボ・ドゥダメル/演奏:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団)
①通常のPC用のLANケーブル
まずは基準として。
音楽としてはもちろん問題なく楽しめますが、
しっかり聴いていくと、
・音が重なっている
・奥行きが浅い
・ボーカルが少し引っ込む
という印象です。
特に「i/o」では、
音が横に広がるというより、
“前に一枚で出てくる”ような感じでした。

オーディオ用ということもあって
かなり変化を感じます。
まず感じたのは、
「音が分離して聞こえる」感覚です。
・ボーカルに芯が出る
・中域がしっかりする
・音の分離が良くなり輪郭がはっきりする
「Year of Trouble」では、
声に“体温”のようなものが出てきて、
すごく落ち着いて聴けるようになります。
「i/o」でも、
ピアノやボーカルがしっかり前に出てきて、
音楽の“軸”がはっきりする印象でした。
派手さはないですが、
“ちゃんと良い音になる”という安心感を感じました。

C100が“厚み”だったのに対して、
こちらは“抜け”と“見通し”がよくなる印象。
・音の抜けが良い
・高域がスッと伸びる
・空気感が出る
「i/o」では、
シンセや残響の広がりが一気に見えてきて、
空間が軽やかに広がる感じになります。
「Year of Trouble」では、
声の抜けが良くなり、
息遣いや細かいニュアンスが自然に出てきます。
“綺麗で気持ちいい音”という印象でした。

ここはさらに一段上です。
一番大きく変わるのは、
「立体感」です。
・ボーカルが前に出る
・楽器が後ろに下がる
・前後の距離が見える
「Year of Trouble」では、
ボーカルとピアノの位置関係がはっきりして、
“演奏の空間”が見えるようになります。
「帝国のマーチ」では、
オーケストラの並びや広がり、
さらに高さ方向まで感じられるようになりました。
ただ広がるだけではなく、
“ちゃんと位置がある広がり”です。
音のメリハリも出てくるので、
抑揚や表現がかなり分かりやすくなります。
『LANケーブルで音の違いってあるの?』
と疑問に思っている方も少なくないです。
実際に店頭で比較試聴できますので
気になる方はぜひご試聴にいらしてください。
意外と音が違うので
試聴が楽しくなって
時間があっという間に経ってしまいます。笑

OPT AP Clientは、
SFPポート(光接続)にも対応しています。
これは、LANケーブルの代わりに
光ファイバーケーブルで接続する方法です。
通常のLANは電気信号ですが、
光接続は光でデータを送ります。
そのため、
・電気的なノイズを遮断できる
・機器同士の干渉を受けにくい
というメリットがあります。
構成としては、
Wi-Fi → OPT AP Client → 光 → LAN → プレーヤー
という流れになります。
具体的な商品の組み合わせとしては
Silent Fidelity SFP、OPT LAN Bridge/USB Bridgeとの組み合わせとなります。

この構成にすることで、
・さらにノイズの少ない状態になる
・音の見通しが良くなる
・空間表現がより自然になる
といった変化が期待できます。
※実際に店頭で体験できます。
ただし、機器の追加が必要になるため、
以下の構成だけでも十分効果を感じられます。

今回のブログでお伝えしたいことは
ネットワーク環境で音は確実に変わる
ということです。
特に重要なのは、
・通信の安定
・ノイズの少なさ
この2つです。
OPT AP Clientは、
『通信の安定とノイズを低減する』機器です。
どれだけ良い機器を使っていても、
入力が不安定だと本来の性能は発揮されません。
ネットワークオーディオを始めるなら、
まずは環境を整えること。
そして余裕があれば、
光接続(SFP)などでさらに追い込むこともできます。

ぜひ一度、
安定した有線環境でのネットワークオーディオ
を体験しにきてください。
いつも聴いている音楽が、
より楽しく聴くことができると思います!!
皆様のご来店をお待ちしております。
今回ご紹介いたしました 機器のご試聴のご予約や
商品のお問い合わせは下記よりお気軽にどうぞ!
電話:0835-21-5555(受付時間 10:00〜18:00)
定休日:水曜日、第1・第3火曜日
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「人生に音の歓びを。」をテーマに、
厳選されたオーディオ機器をお届けしています。
