オーディオブログ

【一般公開しました】展示品 Phasemation EA-350 試聴記

こんにちは。サウンドテックの末冨です。

Phasemation EA-350 フォノイコライザーの紹介と音質レビュー

Phasemation EA‑350 は、フェーズメーションのフォノイコライザーで、全段対称の無帰還増幅回路による豊かな音楽表現を目指したモデルです。

MCステップアップトランスも内蔵し、バランス伝送にも対応するなど、構造的・回路的にも優れた設計になっています。多彩な入力(MM / MC切替 × 3系統)、CR2段無帰還ローカット、複数のEQカーブ(RIAA, Mono1, Mono2)を備え、アナログ再生の忠実性と柔軟性が高い点が特徴です。

高S/N比、±0.5dB以内のRIAA特性などのスペックも、録音再生の精密さを支えています。

音楽の躍動感やダイナミクスに優れ、情報量豊かでステージ感のある再生が特徴です。

高解像・深い空間表現といった特性は、アナログディスクの魅力を引き出すうえで大きな強みです。

LUXMAN 509Z 内蔵フォノイコライザーとの比較

LUXMAN L‑509Z の内蔵フォノアンプは、プリメインアンプ設計の一部として高品質なMM/MC対応回路を搭載しています。

ラックスマンの伝統的な回路設計思想(LECUAボリュームや高度な電源部)により、フォノ段も非常に高いレベルで統合されています。MC用にもハイ/ローゲイン切替があり、幅広いカートリッジに対応可能です。

それでは、EA-350とL-509Zの内蔵フォノとの比較をしてみましょう。

Technics SL-1300G+Phasemation PP200とRevival Audio ATALANTE3を組み合わせてみました。

今回の試聴システム

EA-350 は、フォノ段そのものに特化した回路設計と独立した電源・シールドにより、外来ノイズの影響が少なく、微細な情報再生や深い音場感に強みを持ちます。

L-509Z は、ライン段との整合性が高く家庭用システムの使い勝手に優れます。ラックスマンらしい安定感のあるサウンドと、アンプ全体との音質的な一体感も魅力です。

ただし、外部専用機と比べるとフォノ段の独立性・余裕度ではEA-350が、特に高S/Nやダイナミクス面で有利かと思われます。

EA-350 は「アナログ信号の再生クオリティを極めたい派」、LUXMAN L-509Zの内蔵フォノは「総合的な音楽体験とシステムの一体感を重視したい派」に向いているでしょう。

どちらが「良い/悪い」というより、「用途/好み」で選ばれると良いのではないでしょうか。


それでは、LPを再生してみましょう。

Tommy Flanagan: Overseas

「オーヴァーシーズ」はピアニストのトミー・フラナガンのアルバムで、1957年にベーシストのウィルバー・リトルとドラマーのエルヴィン・ジョーンズとともにストックホルムで録音されました。これはフラナガンのリーダーとしてのデビュー・アルバムです。

トミー・フラナガンが、当時ヨーロッパ滞在中に録音され、北欧ジャズ特有のクールで澄んだ音像が印象的で、派手さよりも、空間を活かした美しい響きが魅力です。
ピアノのアタック、ブラシワーク、ベースの胴鳴りがフォノ段の実力をはっきり映し出すレコードです。

それでは、アルバム冒頭の「Relaxin’ At Camarilo」を聴いてみましょう。


まずは、LUXMAN 509Zのフォノ入力から・・・。

トミー・フラナガンのピアノは少し角が取れた丸みある音に。

ウィルバー・リトルのベースは量感十分だが輪郭はやや穏やかかも。

エルヴィン・ジョーンズは、コルトレーン・グループの時とは別人のような軽快なブラシでの演奏は、サラッと広がりのある音でピアノをぐいぐいとバックからサポート。

全体は“優雅で大人しい”表現で、長時間のリスニング向いているかと。

LUXMAN 509Zらしい品位を感じます。

空気録音再生はコチラから↓↓


続いて、Phasemation EA-350を使っての再生です。

ピアノのアタックがより明確になり、鍵盤の打鍵感がリアルになりました。

ベースの胴鳴りと弦の弾き分けが明瞭になり、ブラシの質感がより細かく粒立って来ました。

トリオの一体感と演奏の躍動感がより一層濃くなった印象です。

空気録音再生はコチラから↓↓



今回使用したカートリッジとスピーカーについても少しご紹介をいたします。

Phasemation PP-200は、上位モデルの音質エッセンスを取り入れた高性能ベーシックMCカートリッジです。

ネオジム磁石+高級素材を使った構造で、音の解像度とダイナミックスさを両立し、トラッキング性能やボディ制振も洗練されており、扱いやすさと高音質を両立しています。

中低域に厚みがあり、音像に芯が出るタイプのカートリッジです。

Revival Audio ATALANTE 3は、小型ブックシェルフながら独自技術や高品質素材を使い、高解像・自然なサウンドと高いデザイン性を両立したスピーカーです。特に中〜高域の精細さと低音のタイトさを重視するリスニングに向いています。

この組み合わせでは、509Zの内蔵フォノ では やや柔らか方向に寄り、EA-350 では、 中域の張りと立体感が明確に向上しました。

より細部・解像感・空間表現を楽しみたいなら Phasemation EA-350がお勧めです♫

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