オーディオブログ

TAD C-1000&M-1000TX / Accuphase C-2900&A-80 比較試聴!

この度、TADのセパレート・アンプ、C-1000M-1000TXの試聴記が届いたので、当店で常設しているAccuphase C-2900A-80と比較試聴してみました。

・TAD C-1000

・TAD M-1000 TX

・Accuphase C-2900

・A-80

CDプレーヤーは、ESOTERIC K-05XDを、スピーカーはStirling III LZ Special Editionを、使用いたしました。

・ESOTERIC K-05XD

Stirling III LZ Special Edition

試聴に使ったCDは・・・・。

・「ベートーヴェン:交響曲第9番~ショルティ指揮シカゴ交響楽団、合唱団」から第1楽章。

・日野元彦:流氷

まずは、TADのセパレート・アンプから。

ベートーヴェンの第9と言えば、合唱となりますが、今回は第1楽章の冒頭から試聴いたしました。

この部分は、静けさの中から徐々に楽器の数が重なり合って来て、最後に一気に盛り上がって静かに落ち着いて行くの繰り返し。

静寂から大きな盛り上がりへ音が徐々に重なり合って行く様を、どのような表現で見せてくれるのか?

音が階段を駆け上がって、幾重にも重なり合って行く様を分析的に聴かせてくれ、一音一音の粒立ちが緻密で繊細なTADのアンプですが、音が前に出て来るパワー感もあって一同(三人で聴いていました。)「いいね。いいね。」の大合唱(三人ですけど・・)。

音場は広く、オーケストラのスケール感を感じさせます。

日本のジャズの名盤「流氷」は、貧弱なシステムで聴くと日野元彦のドラムの音が団子になってしまうところですが、さすがにこのクラスとなると、シンバル、スネア、バスドラム、ハイハットが分離して聴こえて来ます。サックスの音の分厚さと迫力には”拍手”。ジャズの熱気を聴かせてくれています。

次にAccuphaseで聴いてみました。

音の分解能や迫力はTADと比べると減じるものの、逆にこっちの方が音を過度に分析的に捉えることなく「音楽」に浸れるかも? 音場もスピーカーの中に広がる伝統的な表現でした。自分には、これが長年聴きなれた音なのですけど・・・、さて皆さんは?

 TADは、私のように原盤の制作を行う者には「これ、欲しい~!」となり、Accuphaseの方はと言えば、「いつまでも音楽に浸っていられる・・・。」と、言ってたら、最近益々オーディオ女子化して来ているスタッフ Tさん、「私はTADが欲しいな~。」と繰り返し言ってました。

両者、ここまでの再生能力・表現力を持つと、優劣を語ると言うよりも、リスニングのシーンを色々と思い浮かべては、三者三様の音楽の楽しみ方が頭に浮かんで来ました。

「これら両方あったらいいね!」って話になりますけど・・・・いかがでしょうか?

最後に、Stirling III LZ Special Editionは、シンフォニーは雄大に、ジャズは熱く迫力を持って鳴らしていました!

どんな音楽もバランス良く、オーケストラのトゥッティも余裕で鳴らし、「流氷」のようなホットなジャズも力強く鳴らすお薦めのスピーカーです!

TADのC-1000とM-1000TXは、9月21日(日)までの店頭にて試聴可能となっております。

Accuphase C-2900とA-80、ESOTERIC K-05XD、TANNOY Stirling III LZ Special Editionは、常設展示しております。

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