お薦め! JBL S4700 試聴TIME!
こんにちは。スタッフ末冨のCD試聴記です。
JBLの大人気のスピーカー S4700を使って、私が普段よく聴くCDを試聴してみました。
まずは、S4700の紹介から。
JBL伝統のユニット構成である380mm径ウーファー(2216Nd)と50mm径コンプレッション・ドライバー(175Nd-3)の2ウェイ構成に加えて、超小型19mm径コンプレッション・ドライバー(139Nd)を超高域拡張用として組み合わせた3ウェイ構成のJBL S4700は、発売以来現在もコンスタントに売れ続ける現代のJBLを代表するスピーカーの一つです。

JBL S4700 販売価格 ¥990,000(税込)
最近のスピーカーでは少なくなって来ている15inch(380mm)径ウーファーを搭載したS4700は、大口径ウーファーならではのスケール感の大きい迫力のある低音を聴かせてくれます。
中高域ユニットの2inch(50mm)径コンプレッションドライバーの最新ヴァージョン175Nd-3は、オーディオ再生において最も大事な声の帯域を自然な質感を持ってリアリティ溢れる表現をしてくれます。
超高域ユニットに超精密3/4inch(19mm)径コンプレッションドライヴァー139Ndを搭載し、十分なサウンドパワーによる透明度の高い高音再生を誇ります。
キャビネット外装は、ウォールナット・セミグロス・フィニッシュの天然木突板仕上げで、和洋問わずお部屋に自然に馴染む落ち着いた仕上げになっています。
これからは試聴Time !
38cmウーファーの実力は?と、行きたいところですが、最初は無伴奏ヴァイオリン、J.S.Bachの「ソナタとパルティータ BWV-1004~1006」イザベル・ファウストの演奏を聴いてみました。

イザベル・ファウストの満を持してのJ.S.バッハの録音として、演奏の素晴らしさは元より録音の素晴らしさでも好評を博したCDです。今回はCDですが、SACDもリリースされています。
これまで、「JBLはジャズ向け」「JBLでクラシックを聴くと音が固い」等々と言われて来ました。
が、実際生で聴くヴァイオリンの演奏は、高域では音のエッジが鋭く立って、力強い音も出しています。大ホールとなるとそれが柔らかく聴こえて来ますが、中小ホールで聴くと音の迫力に驚くと思います。
このファウストの演奏は、ヴァイオリン本来の力強さと繊細さを存分に聴かせてくれます。よく「目の前で演奏しているような。」と言う事がありますが、このスピーカーで聴くこのCDの演奏は、正にこれです。試聴なのですが、思わず演奏に引き込まれてしまいました。
次に、クラシックのオーケストラを。
「ショスタコーヴィチ: 交響曲第5番/革命」~エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)、レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団~1973年5月26日 東京文化会館 でのライヴ録音です。
元は、NHKの放送用録音の音源からCD化されたもの。今から50年以上前の放送録音です。当時は、ソ連の指揮者&オーケストラによるショスタコーヴィッチの交響曲第5番「革命」!

ライヴ録音ならではの客席のノイズも気にはなるものの(そこで咳しなくても・・etc)、演奏の躍動感や迫力がひしひしと伝わってくるCDです。思わずヴォリュームを下げに行く場面もあるほどの迫力とスケール感のある演奏で、自宅のあまり大きな音が出せない環境だと要注意。
このスピーカーから繰り出される音の迫力とスケール感が味わえました。
次に、ガラッと趣向を変えて、フィリピンのJazz/Wold Musicのバンド HUMANFOLKを聴いてみました。
先日ピューリッツァー賞 音楽部門を受賞したフィリピン系アメリカ人のスージー・イバラも参加しているフィリピンのジャズ/ワールド・ミュージックのバンド、HUMANFOLK/ヒューマンフォークのCDです。

ギター、ベース、キーボード、ドラム、ヴォーカルに加え、フィリピンや東南アジアで演奏される打楽器類も使って演奏されるジャズと言うよりもワールド・ミュージックの傑作アルバムで、数々の賞を受賞した彼らの代表作。
カラフルな音の交錯の上に伸びやかなヴォーカルが浮かび上がります。
楽器の分離が良く音の広がりも十分なので、特に打楽器が中心の曲ではステージ最前列で聴いているようです。
フィリピンは、日本にジャズが流入して来る前の段階で先にジャズに触れて発展して来たお国柄。ヒューマンフォークのリーダー、ギターリストのジョニー・アレグレさんは、海外でもアルバムがたくさんリリースされたり、欧米でも演奏している東南アジアを代表するギターリストです。ちなみにChap Chap RecordsでもCDが出ています! こっそり宣伝してしまいました。
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