ESOTERIC 試聴会レポート
8月22日開催のESOTERIC試聴会の模様をご報告させていただきます。
by 末冨

ESOTERICのベストセラーコンビが進化した新製品「05XEシリーズ」と
対照的な個性を持つスピーカー
Avantgarde OPUS 1
(Avantgarde初となるハイエンド・アクティブ・システム)
Klipsch CORNWALL IVの組み合わせでデモンストレーションを行う試聴会。
この魅力的な組み合わせで
新世代のESOTERICサウンドを体験していただきました。

ESOTERICのN-05XEは
G2ディスクリートDAC・G4ネットワーク・エンジン
デュアルモノ/デュアルバランス・プリアンプを一体化した構成。

S-05XEはA級30W+30W(8Ω)で
1,000VAトロイダルトランス、デュアルモノ電源、低NFB設計を採用しています。

解像度・空間表現だけでなく、音楽の躍動感をかなり重視した組み合わせです。
・N-05XE + Avantgarde Acoustic OPUS 1
N-05XE +OPUS 1――至高の音楽空間

Avantgarde AcousticのOPUS 1は、Avantgarde初のハイエンド・アクティブ・システムで、13.8インチの球面ホーンによる700Hz~20kHzの中高域、10インチOBM10低域ユニット、そして250Wの専用低域アンプを内蔵しています。中高域は1WのClass Aアンプで駆動する設計です。
この2機種を組み合わせるだけで、音像の鮮明さ、瞬発力、スケール感、そして自然な音楽の一体感を高次元で楽しめる構成になっていました。
この組み合わせで本領発揮したのは、ECMのキース・ジャレット、ゲイリー・ピーコック、ジャック・ディジョネットのトリオの演奏でした。
Standards Liveから”Stella By Starlight”

ピアノの音の立ち上がりと減衰の生々しさ。
ベース一音の音程が分かりやすく、音の弾力と楽器の胴鳴りも聴こえて来ます。
特に、ジャック・ディジョネットのドラム!
エネルギー感と瞬発力の凄さは勿論、尚且つ細やかに叩き分ける繊細な音がよく分離されて聴こえて来ました。
ディジョネットがシンバルのどこを叩いているかその変化がまるで映像で浮かんでくるように聴こえて来て、彼の際立つシンバル・ワークの上手さを堪能出来ました。
三人が、お互いの音を聴きながら演奏をコントロールしている姿が眼前に現れて来る体験が出来ました。
次に聴いたリヒャルト・シュトラウスのホルン協奏曲では、ホルンの生々しさに驚きました。まるで眼前にホルン奏者が立ち現れたかのようなリアルな音でした。
シンフォニー・オーケストラの雄大且つ細やかな音の動きも手に取るように伝わって来ました。
繊細さと豪快さをベストな状態で組み合わせて聴かせるシステムです。

Rockに精通されているESOTERICプロモーター町田氏の軽妙な解説も好評でした。

OPUS 1は、社長もウィーン・オーディオ・ショウで試聴してお気に入りのスピーカーのようで、「自分でも欲しい!」を連発。
・N-05XE + S-05XE + Klipsch Cornwall IV
ESOTERICの精密さ × Cornwall Ⅳの豪快さ

KlipschのCornwall IVは、今回のイベントの為に社長が「是非イベントで聴かせたい!」と依頼したスピーカー!
15インチ・ウーファー+ホーン型中高域という、非常に能率の高い(102dB @ 2.83V / 1m)3ウェイ・スピーカーです。中域ドライバーとTractrixホーンも改良されています。
一言で言えば、「大きく、熱く、躍動的で、音楽のエネルギーを前面に押し出す音」
近年珍しい音作りと言えますが、Klipschは、1950年代からこの方向性を変えることなく貫いて来ています。
アメリカ本国では、Klipschは、JBL以上に人気のあるブランドだそうです。

ホーンらしい瞬発力と立ち上がりの速さで、ジョン・コルトレーンのテナー・サックスの音がスピード感と存在感を持ってこちらに飛んでくるようでした。
サックスの程よい温度感が、他にはないこのスピーカーの特徴を良く表していました。
ここでのエルヴィン・ジョーンズ(ds)は、普段のハードでポリリズミックな演奏とは異なる演奏をしていますが、
少しずつ変化を付けているブラシの動きも明確に表現されていました。
音圧感、ダイナミック感が非常に強く、50,60年代のジャズやロックを聴くには最適なスピーカーでしょう。
実際、Cornwall Ⅳは、新しくオープンするジャズ喫茶に次々と導入されているようです。
特に面白いのは、S-05XEが30Wと言う数字以上にCornwall Ⅳを鳴らし切っているところです。
低音が出ている云々以上に微細な信号も繊細に伝えてくれます。
イベントでは、最後にビートルズ、レッド・ツェッペリン、We Are The Worldとロック・ポップスの王道を聴かせていただき今回のイベントを〆ていただきました!
Cornwall Ⅳの本領発揮!


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