【一般公開しました】Paradigm /B&Wのブックシェルフを聴く
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スタッフ宮﨑です。

今回は当店でも人気かつ実力派といった
ブックシェルフスピーカー2機種をご紹介いたします。
サウンドテック店頭で
常設展示ブックシェルフスピーカーとして早3年。
イギリスBowers&Wilkins(以下B&W) のフラグシップ
800シリーズのブックシェルフスピーカー
805D4.

2021年の発売以来価格改定もあり
現在は¥1,480,600-(ペア/税込)となっております。
店頭での試聴リクエストがもっとも多いスピーカーで
これまでイベント等でも活躍してくれている実力機です。
そして、B&W 805D4のライバル機(!?)
カナダのスピーカーブランド
Paradigm(パラダイム)。
フラグシップのPERSONAシリーズの
ブックシェルフ PERSONA B

こちらも2020年の発売以来価格価格改定を経て
現在¥1,815,000-(ペア/税込)となっております。
なぜ今回、あえてブックシェルフスピーカーで検証するのか——。
最近の事。とても魅力的なパワーアンプが
USED品として入荷してきたのです。
ステレオパワーアンプ
JEFF Rowland D.G.
Model 525
(USED販売価格 ASK ※お問い合わせください)

Jeff Rowland Model 525はクラスDステレオパワーアンプです。
コンパクトな筐体ながら高出力と高効率を両立したモデルで
8Ωで250W、4Ωで500Wの出力を持ち優れたドライブ能力を持ち
高い制動力と低歪みを実現した良作です。
しかも今回
このModel525が 2台 入荷!

Model 525は内部の基板上のスイッチの切り替えによって
ブリッジ接続が可能で
なんと950wx2 (8Ω/BTL)のモノーラルアンプに進化します。
大型スピーカーであればパワーアンプの駆動力の恩恵は分かりやすいものですが、
実はブックシェルフこそアンプの実力差が如実に現れる存在です。
ユニットサイズやキャビネット容量に制約があるからこ、
駆動力・制動力・S/Nの差が音の密度や立体感、低域の質感としてストレートに現れます。
つまり、アンプのポテンシャルを見極める上で非常にシビアでありながら
同時に“伸びしろ”を最も体感しやすいカテゴリーとも言えます。
今回のシステム構成により、
ブックシェルフがどこまでスケール感と実在感を獲得できるのか
その可能性を探る試聴となりました。
圧倒的なドライブ能力を誇るこの仕様で
2台のブックシェルフの実力を再確認したい!
という衝動から今回の試聴に至った訳です。
パワーアンプ前段には
ESOTERICのNetwork DAC / プリ
N-05XDを使用します。
N-05XDはネットワークプレーヤーとしての用途が一般的ですが
フルバランス・デュアルモノ仕様のプリアンプを搭載している事も
忘れてはいけませんね

Model 525とバランス(XLR)ケーブルで接続する事で
ネットワークプレーヤー+セパレートアンプ仕様の布陣となります。
各スピーカーとの接続は
片chづつModel525からはバイワイヤリング接続。
同じ条件とするため
PERSONA B のスタンドでセッティングしております。


(805D4 の背面)バイワイヤリング接続 (PERSONA Bの背面)バイワイヤリング接続

また今回は、Qobuz(コバズ)のストリーミング再生での
試聴となるため、N-05XDの前段のオーディオクオリティの
ネットワークルーターも接続しております。

アメリカのハイエンドブランド
Synergistic Research(シナジスティック リサーチ)
Network Router UEF
¥726,000-(税込)
オーディオ専用にネットワークを分離し
外部ノイズの影響を抑えることで音質向上を狙ったネットワークルーターです。
Synergistic Research独自のUEF技術により回路内の電磁ノイズを最適化し、音の濁りやざらつきを低減。さらにULF技術によってシューマン波を生成し、デジタル再生における静けさと滑らかさを高めます。
まさに音質を追求したハイエンド・ネットワーク機器です。
本機を使用し、ストリーミング再生を行っています。
Qobuz(コバズ)より下記2曲を空気録音しておりますので
ヘッドフォンやオーディオシステムで音質の違いをぜひお楽しみください。
※空気録音はスピーカー前面でのセッティングによるONマイク収録です。
※フロントバスレフ型の805 D4と
リアおよび底面にバスレフポートを持つスピーカーでは
構造の違いにより低域の量感に差が生じます。あらかじめご了承ください。

♪ Variations on a Rococo Theme for Cello and Orchestra, Op. 33: Introduction –
Elgar Moreau
【 B&W 805 D4 で再生 】
【 PERSONA / PERSONA B で再生 】
【 B&W 805 D4 で再生 】
【 PERSONA / PERSONA B で再生 】
両スピーカーとも前段の恩恵もあってか
まるで水を得た魚のようにそれぞれの持ち味を
発揮してくれました!
試聴はまず805D4から。

想像通りの高い解像感と、トータルバランスに優れた鳴り方が印象的です。
スピーカー後方へと大きく広がる音場は見通しが良く
空間の奥行きまでしっかりと描き出します。
フュージョンではリズム隊のノリの良さが際立ち、量感豊かで躍動感のある表現が魅力。
個人的には高域が華やかに出てくる印象を想像していましたが
実際にはしっかりと駆動されていることで帯域バランスが整い
むしろ中高域のつながりの良さが際立って感じられました。
また、ネットワークルーターをはじめとする前段機器の効果もあってか
弦楽器の繊細なニュアンスまで丁寧に描写。
音の情報量と音楽性が高いレベルで両立されています。

続いてPersona B。
縦・横に大きく広がる見通しの良い音場と、滲みのない立体的な音像表現。まさに3D的な描写力が際立ちます。
805 D4と比べると、音がグッと前にせり出してくるような爽快感が印象的。
低域は余計な膨らみがなく、それでいてしっかりと沈み込み、量感よりも質感重視。
ベースやバスドラムの音階までも明確に感じ取ることができます。
ツィーターからウーファーまでピュアベリリウム振動板で統一されていることもあり、各帯域が分離しすぎることなく、音楽として自然にまとまる点も魅力。演奏そのものに集中できる再現性を備えています。
量感のある中低域から滑らかにつながる中高域といった
総合的な聴き応えでは805 D4も非常に魅力的です。
しかしPersona Bは、透明感と軽快さを併せ持ちつつ
過度に神経質になることなく“ありのまま”を自然に描き出す実力の高さが光ります。
両機ともに個性は異なりますが、前段機器の素性を素直に引き出す点も共通しており
組み合わせ次第でさらなる楽しみが広がりそうです。
そして今回の試聴で強く印象に残ったのが、“スピーカーが消える”感覚。
Jeff Rowland Model 525の静寂性と確かな駆動力には、思わず唸らされます。
店頭ではしばらくの間ご試聴いただけますので
ご興味のある方はぜひご予約のうえご体感ください。
(現品が販売済みの場合はご了承ください)
また、今回使用した
ESOTERIC N-05XDはモデルチェンジに伴い、展示品を特別価格でご案内中!
気になる方はお気軽にお問い合わせください。
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