『音の出前』高台から望む田園風景と炎を愛でる家ー安成工務店様ー
こんにちは。サウンドテックの友淵です。
11月8日(土)に開催された、安成工務店さんの見学会
「高台から望む田園風景と炎を愛でる家」に、“音の出前”として参加させていただきました。

薪ストーブのあるリビングに、片流れの高い天井、自然素材をふんだんに使った柔らかな空間。
この雰囲気の中で、心地よく音が流れたらきっと素敵だろうと感じていました。
内覧会という性質上、今回は大音量でのデモンストレーションではなく、
BGMとして穏やかに音楽を流し、空間の雰囲気を引き立てる演出を意識しました。
訪れたお客様には、木の香り、大きな窓の外に広がる田園風景とともに、
音が“風景の一部”として感じられる時間を楽しんでいただけたと思います。

お越しいただいた方の中には「五郷の杜」で開催した“レコードのある暮らし”イベントにもご来場くださった方もおられ、
「数年後に家を建てるときには、ぜひオーディオを取り入れたい」と
将来の暮らしにどんなシステムが合うかの相談もしていただきました。
また、すでにご自宅でサラウンドを楽しまれている方や、
「音楽は好きだけど、こんなものがあるなんて知らなかった!」と驚かれる方も。
「今度お店に行ってみたいです!」というお声もいただき、とても嬉しい出会いとなりました。

薪ストーブに火を入れるタイミングでは、あえて音楽を止めて、
“薪が燃える音”──パチパチと弾けるような音を一緒に楽しんでいただきました。
音楽と無音、そして窓を開けた外の自然の音が交わり
この家ならではの“音のある暮らし”を私自身も楽しませていただきました。
お客様がいらっしゃらない昼休みの時間には、
オーナーであり安成工務店の営業担当でもある M様 に、じっくりと音を聴いていただきました。
選曲は The Beatles、坂本龍一、そして 藤井風 など。
ほかにもさまざまな音楽を聴かれながら、
「やっぱり音楽があるといいですね」とご満悦。笑
M様はBluetoothスピーカーや、約2〜3畳ほどの趣味部屋に小型のオーディオシステムをお持ちですが、
今回はリビングのテレビ横にスピーカーを配置し、
ソファに腰かけて“ちょうどいい位置”で聴いていただく2chオーディオの楽しさを体感していただきました。

音楽を聴くという行為も、BluetoothスピーカーでBGM的に楽しむのとはまた違う良さがあります。
オーディオショップ店員としては、
『ちょっと好きな曲を一曲。』
『時間があるから一枚のアルバムを聴く。』
そんな癒しの時間には、せっかくだったら2本のスピーカーの間でじっくり聴く良さを
ぜひ多くの方に知っていただきたいと、改めて感じました。

今回のシステムは、お家の素材感やトーンに合うように選びました。
その甲斐あってか、「元からここにあったみたいですね」と嬉しいお言葉をいただき、
思わず「このまま置いて帰りましょうか?」なんて冗談も交えながら、
和やかな空気に包まれました。
大きなボリュームで楽しむのももちろんオーディオの醍醐味ですが、
小さな音量でも低域から高域までのバランスがよく、
雑味のないクリアな音で“BGMとしての豊かさ”をしっかり感じられたのが印象的でした。

今回はシンプルな構成ながら、
LANケーブルには DELAのC100 を使用し、
WiiM Amp Ultraの下には Andante Largo PB-220 を設置。
さらに背面端子には KOJO Crystal EP-G を差して、
電気的なノイズを整えながら静寂感をプラスしました。
“音の出前”とはいえ、オーディオショップ店員らしい
さりげないこだわりを随所に込めてみました。笑
使用機材
- スピーカー:JBL L82 Classic MkII
- アンプ:WiiM Amp Ultra
- LANケーブル:DELA C100
- アンダーボード:Andante Largo PB-220
- アクセサリー:KOJO Crystal EP-G
- スピーカーケーブル:SAEC SPC-650
おわりに
今回の“音の出前”を通して改めて感じたのは、
「音楽があることで、暮らしがより心地よく感じる」
ということ。
長々と書きましたが、安成工務店の皆さま、そしてご来場いただいた皆さま、
素敵な時間をありがとうございました。
またこうした“音と暮らしが調和する”空間でお会いできる日を楽しみにしています。
お店でオーディオを聴いてみたい!という方は以下の【ご予約・お問い合わせ】より
事前にご予約をいただけますと
スムーズにご案内ができます。

最新情報はこちらからチェックしてください。
↓ ↓ ↓
